睡蓮鉢って風情ありますよね
今回は睡蓮鉢の話です。
少し長い前置きから。
少し前にボトルアクアリウム用の円柱型水槽を購入していました。
上部にトレイが装着でき、そこで水耕栽培ができるやつです。
ヒーターを入れるほどのスペースがないため、常温でも飼育可能なアカヒレ、ミナミヌマエビ、ヒメタニシのラインナップでした。
二階廊下の棚に置き、これで猫草を育てていたんですが、いざ始めてみるとコレジャナイ感がすごい。
まず円柱型なのが微妙。
生体が真ん中にいるときはいいんですが、ガラスに近づいてくると光の屈折で綺麗に見えない。
また、この水はにゃんこに飲んでほしくないので設置場所は四つ角。そして猫が近寄れる側に猫草のトレイをつけたんですが、正直あまり見映えせず(写真の通り)。
猫が食卓に上がってもいい家の場合なら、円卓の中央に置けばどの方向からも見れるという点が活きるかもしれません。
ただし飲み水にする場合はそのためのソイルが問題点となります。
小さい分、水換えはまめにしたいところですが、かなりそーーっと注水しない限り、黒い濁りが舞い上がります。そしてろか器がないから収まるのが遅い。砂利はアルカリ性になるため除外。かといって底砂無しにすると、フンが目立って景観悪いという…
猫のためのアクアリウム(キャタリウム)として考える場合、やはり水質のために底砂ソイル、ろか器、エアレーション(空気のブクブク)は必須なので、ボトルアクアリウムは無しかなと思いました。
結論としては以下の条件で使うならばありかなと。
・プラの小さな鉢植えに入っているor束になっていて直立する水草
・底砂無し
・生体無し
・水換え毎日
・猫が上がる円卓の中央に設置
エビとか魚とかは要らんけど、猫の水飲み器とか猫草飼育容器欲しいわー!って方向けだと思いました。
でもまあそれなら、最初から猫の飲み水だけ入れた陶器皿だけでもいいわけで…
とにかく、せっかく買ったので玄関の鉢植え用にしようかなと(我が家の玄関は脱走防止柵により猫は来ない)。
折良く、ホムセンで色々売ってました。
が、睡蓮は水深が足りないせいで茎がボトルから飛び出るため入れられず。
写真左に写っている水草は水より上は良かったのですが…
やはり上から鑑賞する用の植物は横から見てはいけない。
リヴァイ兵長がいたら、見た目がドブのようにまずいと言ったに違いない。
円柱型水槽の使い道はまた今後考えるとして、購入した↑の水草と睡蓮を活ける入れ物が必要になってしまいました。
で結局、睡蓮鉢を買いました。ここまでが前置きです(長い)。
で、冒頭写真のような睡蓮鉢を設置しました。
睡蓮鉢はホムセンで¥3,000ぐらいのやわらかい素材のやつです。水抜け穴がないので、雨が振り込んで満水になった場合、メダカが飛び出る恐れがあるのがネック。まあ屋根があるところなので大丈夫かな。
ジェックスのコーナーパワーフィルターを入れて流れをつけ、上からホテイアオイを斜めに乗っけて隠しています。
余っていたアナカリスを数本、ジモティーでもらってきた白メダカ5匹と楊貴妃メダカ2匹も投入して完成。
ここで一首。
憧れよ 庭に噴水 欲しいけど
お金がないから 睡蓮鉢で
余談ですが睡蓮鉢を設置して以降、たまに玄関の自動ライトが点灯していることがあります。おそらく野良にゃんこが水を飲んでるのでしょう(うちの庭と玄関は野良っ子の通り道にされています)。
厳しい野良生活において、ひとときの安らぎと美味しい飲み水になってくれればいいと考えながら、睡蓮鉢も綺麗維持を心がけていこうと思います。
読んでいただきありがとうございました。
次回は猫の歯磨きジェルについて書こうと思います。